夏休みの自由研究

お施主様のお子さんに、夏休みの自由研究を見せてもらいました。
お父さんと共に現場の測量から手伝い、工事の様子や目にする素材を観察し、丁寧にファイリングしています。
解体した家の中からはネズミの死骸や昔のおもちゃ、貝殻などが出てきたそうで、こちらも大切に保管されていました。

4月に行ったセミナー「森のお手入れ体験」では枝打ちに参加し、枝打ちをすることで節のない木ができることをよく理解してくれていました。

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4月に行った枝打ち作業

 

施工現場では、“大工さんが木を削ると、中から節が現れた!”

フローリングの節の形と位置を観察して、“この板とこの板が同じ木だった”

などと、大人には考えの及ばない楽しい発見の数々を教えてくれました。

近くのお寺の床板の年輪を数えてみると、なんと380個もあったそうで、次はお寺が何年前に建てられたものなのか聞きに行く予定だと教えてくれました。

お父さんに手伝ってもらいながら、森で木が育ち、どのように建物に使われていくか、子どもの発想でよく研究されています。

研究は来年にも続いていくそうで、楽しみです。
また、薪割りや森林作業に遊びに来てね。