無事に上棟を終えた現場では、構造や金物の接合等の検査が行われました。
検査員の方が 、帰り際に 「込み栓に追掛大栓継、まさに昔ながらの大工さんの工法、いいですなぁ!」と嬉しそうにされていました。
「そうですか、ありがとうございます。」思わずこちらも嬉しくなって笑顔に。
「嬉しそうですね」と、 作業中の大工さんも、 つられてほころびます。
一瞬ほっこりした現場でした。
自然素材と無垢の木の家づくり
無事に上棟を終えた現場では、構造や金物の接合等の検査が行われました。
検査員の方が 、帰り際に 「込み栓に追掛大栓継、まさに昔ながらの大工さんの工法、いいですなぁ!」と嬉しそうにされていました。
「そうですか、ありがとうございます。」思わずこちらも嬉しくなって笑顔に。
「嬉しそうですね」と、 作業中の大工さんも、 つられてほころびます。
一瞬ほっこりした現場でした。
少しさかのぼりますが、秋晴れの吉日に、地鎮祭を執り行いました。
綺麗に整備された竹林を望むことができる敷地。
新しい暮らしの場である、家や庭に、ご家族が望むこと。
お母さん―お子さんを思い切り走り回らせてあげたい。
お父さん―お子さんと一緒にサッカーを楽しみたい。
お子さんは、と言うと、小石を拾ったり、走り回ったり、既にすっかり楽しんでくれている様子でした。
皆の想いを詰め込んだ、家づくりの始まりです。
先日お引き渡しを終えた、築100年程の町家の改築工事。
ご相談を頂きお宅を拝見したときに、埃まみれのガラスシェードを見つけ、きっと改築後の部屋に似合うだろうと思ったので、大切にとっておきました。
岡崎の照明器具屋さん、タチバナ商会さんに持って行き、電球の器具を購入した際に、磨くと奇麗になりますよと言われ、いよいよ改築が終わりに近づいた頃に、ブラシで磨きました。
最初茶色だった周りの淵は、タバコのヤニだったようで、透明になり輝きを取り戻しました。
予定通り玄関脇の小さな部屋を古の光で照らすことになりました。
京町家の改装工事を無事に終え、お施主様にお引渡ししました。
時を刻んできたからこその風格ある空間の中に、新しいものをどのように加えていくのか。
古い柱梁、建具、照明器具など、「残した」部分と、新しく「作った」部分が、違和感なく共存していくよう、素材や空間の作り方に工夫と検討を重ねました。
これから、暮らしを積み重ねていかれる中で、きっと「新しさ」が「古さ」に馴染んでいくことでしょう。
これからも京町家として、この場所に佇んでいると思うと、とてもうれしいです。
なんとなく、美味しいな。
なんとなく、いつもと違う。
知っているようで、知らないコーヒーの違い。
でもやっぱり、コーヒーの味には、ひとつひとつ理由があります。
いつもなんとなく飲んでいたコーヒーを、自分好みの味に近づけてみませんか。
いちばん自分好みのコーヒーを淹れるための、コーヒー教室を開催します。
講師は、左京区高野でコーヒーを焙煎・販売されている「おうちでコーヒーるるる」店主の上島さんです。
ほんわか優しいお人柄で、コーヒーへの愛にあふれています。
教室は、2回に分けて行います。
1回目は、わたしにぴったりのコーヒーの選び方を教わります。
まずは、コーヒーの味を大きく左右する「焙煎」について知りましょう。自分好みの味に行き着くための、手掛かりになります。
コーヒー屋さんの選び方や、買うときや保存するときに注意したいことも教えていただきましょう。
2回目は、いよいよコーヒーを淹れる方法を教わります。
自分の家に合った道具や淹れ方で、自分にとって一番おいしいコーヒーを淹れられるように目指しましょう。
おうちに帰り、ほっとリラックスするひと時を大切にしてほしい、という、るるるさんのご協力により開催します。
お店で大好評の、コーヒーにぴったりのおやつも一緒にやってきます。
ワンランク上のコーヒーの淹れ方をぜひ学びに来てくださいね。
少しでも皆さんのおうちの時間が楽しいものになれば幸いです。
ワイヤーワークで、小さな椅子を作ります。
10センチ程の陶器皿に多肉植物を使って小さな椅子のある庭に仕上げます。
快晴。秋晴れ。
もうよい家が建つに違いない、と思わせてくれるようなお天気。
無事に地鎮祭を執り行うことができました。
美しい西山を望む、開放感のある気持ちの良い土地。
家づくりの始まりです。ワクワクワク。
深まりつつある秋。
日に日に寒さが忍びよってきますが、おうちは暖かい雰囲気に整えたいもの。
この秋彩工房では、クリスマスツリーづくりを予定しています。
クリスマスツリーというと、プラスチック製をイメージしませんか。
クリスマスツリーは、本来はもちろん木。
今年は森の木を使って、クリスマスツリーを手作りしてみてはいかがでしょう。
木の枝をカットして、小さな木の形を作っていきます。
本物の木の、爽やかな森の香りを楽しんでください。
虫や汚れが付いてくるかもしれないのも、本物ならでは。
思い思いに飾りつけて、自分だけのクリスマスツリーを完成させてください。
私たちの暮らす日本の土地は、約7割を森が占めています。
地球の土地の3割しか森が無いことから考えると、豊かな森に恵まれた国であることがわかります。
私たちのご先祖は、かつてはお椀にお箸、下駄、机、家、全てに森の木を利用して暮らしていました。
プラスチックなどの便利な素材が次々生まれ、森と私たちの暮らしとの距離はどんどん離れていくばかりですが、本物の木の気持ちよさを感じるひと時を味わってもらえればと思います。
1日目の会場は、私たちが普段、家をつくるために木を加工している工作所です。
周囲は豊かな森に囲まれています。森で実際に枝を切ってみてください。
2日目は、1日目に採った枝を利用して、山科区saiGALLERYにて開催します。
枝はこちらでご用意します。
自分だけの本物のクリスマスツリー、ぜひおうちに持って帰り、お部屋を暖かい雰囲気に彩ってください。
編み物作家と、ワイヤークラフト作家のふたり展。
家、庭、植物を通じて繋がったふたりが、それぞれの作品を並べて展示・販売を行います。
今回は、身の回りの草花を活ける、ワイヤーの花器と、編み物の花器も登場。 日常を彩る作品に、ぜひ触れてください。
おふたりは、彩工房の家と共に、 雑誌「チルチンびと 秋号」に掲載されています。書店でお手に取ってください。
帽子やアームウォーマーなどの小物を、一点一点丁寧に紡いでいます。 今回は、特別に花器もご用意いただきます。
instagram @marimoyarn
植物のよさを伝えたい、という想いから、庭のプランニングや園芸療法を行っています。
会場の混雑状況を見ながら、草花を引き立てるワイヤークラフトづくり体験もする予定です。
instagram @y_aji_okuda
instagram @kyoto_saikobo
・JRおよび地下鉄「山科駅」より徒歩12分屋根を草屋根にしたいというご相談を頂いたことがきっかけで、岐阜で建てられた草屋根の家を訪問しました。
evergreenさんの事務所兼ご自宅です。ご主人が建築設計、奥様が庭のデザインを担当され、畑も含めて見事にデザインされていました。
風景の中に、溶け込むような建ち姿に、心を動かされました。
丁寧にご説明いただき、様々なことを、深く深く考え抜かれた結果が、この佇まいに表れていることが、よくわかりました。
外部との間を、単純に塀で仕切るのではなく、庭の起伏、内部の床高の操作など、様々な工夫で、自然に外部とつながるように考えられています。その自然につながる感覚が、何とも心地いいのです。
そして、この屋根です。写真の女性が立っている場所は、屋根の上。
どこまでが屋根なのか、一見よくわかりません。のどかな田園風景の中に、屋根が本当に一体化しています。
草屋根の技術的な工夫、管理の工夫、とても詳しく教えていただきました。そして気持ちのいい空間を体験させていただきました。本当にありがとうございました。
草屋根というテーマは、難しくも、とても面白いものだな、と、改めて感じ、私たちも興味深く取り組んでいきたいな、と意気込んでおります。