想い出のマンションリフォーム

子育てに奮闘した、懐かしい思い出が染み込んだマンション。

 

数日かけて、職人さんたちが一気に解体してくれました。

 

できる限り自然素材を採り入れ、心地良い空間を目指し、イチから改修していきます。

家族や友人で集い、新たに楽しい時を重ねていくための、空間づくりのスタートです。

地盤調査

遠い山の上にはまだ雪が白く残ります。が、日差しには確かに春の気配を感じます!

特に寒かった今年の冬も、ようやく終わりが見えてきました。。。

 

晴天下で、地盤調査です。

主要な柱が立つ位置に杭を打ち、地盤の強度を測定します。

よい家が建たないはずのないこのロケーション。

山里の景色の変化が楽しめる、よい家ができますように。

京町家へ

大規模改修を検討中のお客様と、OB宅訪問へ。

リフォーム後、7年を経過している京町家のお宅です。

お庭の緑も濃くなり、母屋と離れを続く廊下が縁側のように気持ちの良い空間になっていました。

1階、2階ともトップライトを取り、明るさを確保しています。

 

 

通り庭の面影が残る、吹き抜けのキッチンは、どこか静謐な空気が漂います。

リノベーションならではの、昔の建物のよい面影がたくさん残されているお宅です。

大変奇麗にお使いいただいていて、お家も喜んでいるのではないでしょうか。

 

窯開き

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 

さて、年末に燻煙窯に入れた楢材ですが、年を越して窯を開きました。

約一週間木をくべ続けて加熱した後、徐々に温度が下がり、開いた窯の内部は15度くらいでした。

煤で真っ黒になった楢材。既に含水率は10%前後まで下がっていました。

少々暴れている板もありますが、まずまずの出来栄えです。

これから少し寝かせて、板材として加工し、家具や腰板、床材になっていきます。

最後はどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。

燻煙熱処理窯へ

今年もあと少し。

ようやく秋田から届いた楢材を燻煙熱処理します。

3.7立米の床材で、約30坪分になります。

板の上に書いてある数字は窯入れ前の含水率。

130%ということは、木材そのものより水の方が多いということですね。どうりで重いはずです。

いつもより少し低めの温度でゆっくりと熱処理して、窯を開けるのは二週間後。

さてどんな風にでき上がるか、年を明けてお楽しみです。

こどものスペース

ご検討中のお客様と一緒に、OB宅訪問。

10才のお子さんに、まだ個室は与えておられません。

ベッドの横に布一枚を垂らして、少しだけ子供部屋の感覚を楽しんでいるご様子。

バッヂも付いていて、可愛いですね。

 

仕入れ

広葉樹の原板仕入れに秋田に行ってきました。

既に初雪が降っていて、工場内にも残っていました。

クリ、サクラ、ブナ、ナラなどの原板が山高く桟積されています。

家具になるものや鍋の柄になるものなど種々多彩。

私たちはナラ材を仕入れました。工作所の窯で燻煙熱処理して床材として仕上げていきます。

さてさて、いい床材になっていってくれるやら。楽しみです。

緑を眺めるキッチン

キッチンから緑を望む贅沢。

朝ご飯の支度をしながら、天気を確認。

春には葉の芽吹きを、秋には色づき具合を眺めて。

庭に向いて料理を楽しめる、アイランド型のキッチンリフォームです。

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襖紙もグリーンですっきりまとまっています。

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おねえちゃんの部屋

ご入居6年目のお宅。

お年頃になってきたお姉ちゃんの部屋をそろそろ準備されています。

今回壁を一面のみ、ブルーグリーンの珪藻土を塗らせていただきました。

可愛く、かつ落ち着いた雰囲気のお部屋になりましたね。

バリアフリー改修

体に不自由のあるお客様のための、マンションリフォーム現場です。

バリアフリーの施設や住宅を多く手掛ける建築士さん、ご家族、ケアマネージャーさんや看護師さんなど、多くの方たちと検討を重ねた結果、でき上がった形です。

棟梁が作ってくれた、木のスロープ

 

体に負担がかからないように、安全性や防犯面も考慮して、なおかつ自分らしく生活できるように、何度もプランをし直してまとめあげた建築士さんから学んだことは、とても大きかったように思います。