常緑樹

ガーデンデザイナーの奥田由味子さんと、お施主様と、造園屋さんと、お庭の木を選びに行きました。

落葉樹は比較的寒い地域の木。葉は薄いものが多く、秋には紅葉が、春には新緑も楽しめます。

 

白樺の枝を「アンティーク加工みたい。」とお客様。確かに!「枝もお部屋に飾って楽しめるよ」と奥田さん。

 

葉や花、実などに様々な特徴があり、皆さん割とすんなりと決まるのですが、悩んでしまうのが常緑樹。

常緑樹は、スギやモミなどの針葉樹を除くと、てかてかツヤツヤの葉が特徴の、いわゆる照葉樹林に属する広葉樹が多くなります。

昔の庭木には、ツバキやサザンカ、アセビ、キンモクセイ、ツゲ、沈丁花、モッコクなど、てかてかの葉の木が好まれて植えられていましたが、柔らかい印象を求める近年はあまり人気がありません。

しかし、目隠しをしたい部分には、どうしても何本か常緑樹が必要になります。

今回は、比較的葉の薄いハイノキと、プリペットを数本ずつ混植することに決まりました。

ハイノキは以前のお客様の玄関先にも植えた、柔らかい印象の木です。