燻煙熱処理

こちらは宇治の笠取にある工作所内の燻煙熱処理炉です。

炉内で木材を燻し熱処理すことにより、木材の反りや狂い、割れを減らすことができて寸法が安定した材になります。

製材で生じる木の皮や木くずが燻煙熱処理の燃料になり、化石由来のエネルギーを使いません。

下の写真は燻された漆黒の木材。このあと表面を2mmほど削ると、見慣れた木肌になります。

こちらの立派な丸太は、製材の時に出る端材です。ギャラリーに設置しますので、ぜひ遊びに来てください。