大工さんの手技を活かした改築

改築工事は、それぞれの現場に応じて、新築工事よりもたくさん決めなければいけない事柄があります。

「この木枠は残しましょう」「この柱は取り換えて」「この木は洗えば奇麗になるかな」

一つ一つお施主様と検討・判断し、無事に工事を終え、ようやくお引き渡しをすることができました。

障子を通して優しい光がリビングに入ります。

一面が柔らかい光の壁のようになり、拡散した光が土壁に反射され、 美しい陰影を作り出します。

デスクと引き出しを造作させてもらい、簡単な書斎スぺースができました。

元が、大工さんがこだわって作った木の家でしたので、なるべくその良さを活かしながら、そこへご主人と奥様のこだわりと、大工さんの新たな手技が加わり、家が再び生き生きと元気になる様子を見ることができました。

ありがとうございました。