地球が美しいのは生命に満ち溢れているからです。
森林は多くの生命を育み私たちに人間にとってもかけがえのないものです。
100年育った木で100年暮らせる家を作り、自然との触れ合いの中で自然を慈しむ人が育ち、また自然環境を守っていく。
この連環が新しい生命を育み、地球は美しくありつづけるのです。
一人暮らしを楽しく快適に過ごすことができるよう、計画したコンパクトな家。
一日の大半を過ごすリビングダイニングは、南庭へ向かって板張りの勾配天井が、心地よい落ち着きを生んでいる。
来客を招いた時は、対面キッチンでおしゃべりを。一人の時間は、趣味のピアノを楽しめる空間となっている。
玄関や脱衣室、キッチンなど各所にたっぷりと収納を設け、すっきりと過ごすよう収納を計画した。
将来的な介護を見据えて、車椅子でウッドデッキからアプローチできるほか、郵便や宅配物は、短い動線で受け取れるように考慮した。
家族構成:1人
延床面積:58.79㎡(17.78坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):879kg-CO₂
新たに開発された区画の角地に建つ家。陽当たり良好な一方で、周囲から見下ろされやすい環境であるため、適度にプライバシーを保ちながら庭の緑を眺められるように考慮した。
せっかく家を建てるのであれば、田舎の家のように畳でゆったりと過ごしたいというご希望により、畳リビングの家となった。
玄関には、趣味の釣り道具や宅急便の荷物などが仕舞える土間収納や、靴などを洗うことができるシンクを設けた。
お施主様が熟慮した色使いのタイルにより、キッチンや門壁が、シックで華やかな印象となった。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:104.29㎡(31.54坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):879kg-CO₂
庭の緑を眺めながら料理をし、また家族と向き合えるように、庭に面した窓に向かって、対面キッチンを配置した。
共働き夫婦の忙しい毎日が、こどもと一緒に楽しくストレスなく回っていくよう、生活動線と収納について話し合いながら計画した。
2階は、寝室と子供室の他は居室を設けずに、なるべく繋がりをもたせて、自由な空間としている。
階段横のフリースペースは、ワークスペースとして使えるほか、コーヒーを飲んだり読書をするなど、自由に使うことができる。
木の建具には、施主手作りのステンドグラスがはめ込まれ、彩りを添えている。
家族構成:夫婦+子供2人
延床面積:98.45㎡(29.78坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):806kg-CO₂
家を、ただ寝るだけの場所でなく、木を伐って燃やし暖をとり、お風呂を沸かす、生活の場とし、里山のような暮らしを目指した家である。
食料を貯蔵する蔵や井戸の活用、将来建築予定の小屋も考慮して、外と室内との動線を大切にしながら、計画した。
親世帯との関係性を考慮し、互いのプライバシーに配慮しながらも、親世帯は1階で生活が完結する間取りとした。
リビングの吹き抜けには、おおらかな屋根の形に合わせた天井が広がる。
元々建っていた家の梁を挽きなおして再利用した。キャットウォークを伝ってネコちゃんが歩く予定である。
家族構成:夫婦+親夫婦+子供1人
延床面積:131.66㎡(39.83坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):943kg-CO₂
先代から引き継いだ土地に、三世代にわたる家族が気持ちよく暮らせるように計画した。
緑を眺められるリビングは2階に配し、板張りの斜め天井により、広がりが感じられる空間になった。
1階は、家の奥にある菜園に面して、和室続きの広縁を設けた。
ミニキッチンがあり、お茶を飲んだり、洗濯物を干したりと、どこか懐かしい、落ち着いた空間になった。
ピアノ用のスペースや無垢の木の机など、家族がそれぞれ好きなことに専念でき、ほどよい距離感で集うことができる。
昔営んでいた漬物屋さんの名残でもある、想い出の残る漬物石は、アプローチに並べた。
家族構成:夫婦+親1人+子供1人
延床面積:116.06㎡(35.11坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):1,036kg-CO₂
アウトドアが大好きなご夫婦が、子供と一緒に木と思いきり遊ぶことができる家を計画した。
大きな吹き抜けのあるリビングは、雲梯、ロッククライミング、ハンモックネット、節付きの丸柱など、家の中にいても思いきり遊ぶことができる仕掛けがある。
アウトドアグッズを仕舞う土間収納や、スキーを飾るニッチなどにより、気持ちはいつも山の中に馳せられる造りになっている。
冬はペレットストーブで、住宅街にいても炎を楽しめる。
これから育っていく子供たちと共に、庭も楽しいアウトドアスペースになっていくであろう。
家族構成:夫婦+子供3人
延床面積:103.55㎡(31.32坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):1,052kg-CO₂
両親の家に隣接した敷地に、子供たちがのびのびと育ち、家族仲良く過ごしていけるよう考え、計画した。
リビングダイニングには、りっぱな桧の梁が架かり、木の素材の良さが感じられる。
ロフトで遊ぶ子供たちの様子は、リビングの吹き抜けを介して伺うことができる。
安全面や防犯面にも考慮しながらも、自然光を採り入れて開放的になるよう心掛けた。
家族構成:夫婦+子供2人
延床面積:86.12㎡(26.05坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):922kg-CO₂
長く住み継いできた、慣れ親しんだ場所に、変わりゆく家族のカタチに合わせて建替えた。
間口が狭く奥行の長い、限られた敷地の中で、必要なもの、大事なことを施主と一緒に考え、計画した。
廊下の無い1階リビングは、引き戸を開ければ水周りまで広く見通すことができ、実際の面積以上に広がりを感じられる。
また階段からも光を採りこむことで、より明るく、開放感を生むことができた。
通りに面した木格子の窓と、漆喰の塗り壁は、和の雰囲気であり、かつて建っていた家の面影を残す。
窓に面する和室には、床の間をしつらい、季節を楽しむことができるようにした。
各々がゆったりと過ごすことができる2階の個室も、引き戸を開ければ階段室と一体の空間となる他、たっぷりと収納できるクローゼットに続く回遊動線になっている。
家族構成:親1人+子1人
延床面積:89.99㎡(27.22坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):1,090kg-CO₂
一見すると小さな家だが、家の裏には、秘密の花園へ続いていくようなお庭が広がる敷地である。
そんな敷地を眺めながら、日々どのように暮らしたいか、家じゅうのスペースの使い方を、施主と一から考えた。
広めにとった玄関土間には、古い木製建具をはめ込み、骨董品を並べるスペースを設けた。
2階の居室は最小限のスペースであり、代わりにゆったりとしたフリースペースが占める。
コンパクトな家の中に、書斎コーナーやインナーバルコニーなど、様々な居場所を配した。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:94.16㎡(28.48坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):1,065kg-CO₂
木の門と生垣の先に平屋の暮らしをおおう、大きな屋根が目に入る。
飛び石を進むと桧の格子戸、いぶし銀の風合いのタイルを敷いた、ゆったりとした玄関土間が、やさしく来客を出迎える。
和室には書院や広縁を配し、掛け軸や生花のしつらえで季節を愛でる、静かにくつろげる空間とした。
キッチンからは、パントリーを通り勝手口へと抜ける。
寝室のウッドデッキに物干しスペースを設けるなど、毎日を気持ちよく過ごすための、暮らしの動線にも気を配った。
家族構成:1人
延床面積:123.49㎡(37.35坪)
2階のバルコニーには、ウッドデッキと板塀があり、大開口サッシを開ければ、リビングと一帯の空間となる。
また、リビングには小上がりの和室が隣接し、吹き抜けを介してロフトへと繋がっているため、ひとつの空間でも、様々な角度や高さから景色を楽しむことができる。
キッチンカウンターや収納、建具にも無垢の木を使い、木の良さを存分に味わうことができる。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:90.44㎡(27.35坪)
リビングダイニングは濡れ縁を介して、広々とした庭へ向かって開き、お子さんがのびのびと走り回ることができる。
ダイニングの傍には、家族用のスタディスペースとなるカウンターが、リビングのやや奥まった一角には、ご主人の仕事用のカウンターが配置されている。
玄関の、北山丸太の手すり脇には手洗を造作した。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:99.36㎡(30.05坪)
日々緑を感じて暮らせるように選ばれた、公園に面した敷地に、建築家の松本直子さんに設計いただいた。
2階リビングからは、公園や山の緑を一望できる景色が広がる。木製建具により、屋外と繋がっているように感じられるバルコニーでは、人目を気にせずに過ごすことができる。
天窓の光が、室内に優しく落ち、日の傾きによって刻々と変化する空間を楽しむことができる。
家族構成:夫婦+子供3人
延床面積:99.74㎡(30.17坪)
住宅街の中でも、日々自然を感じ、畑仕事をしながらのびのびと子育てができる家を目指した。
高さのある斜め天井と、庭に面して大きく開いた窓により、開放感のあるリビング。
その一角には畳の小上りスペースを設けた。窓辺のカンター越しに子供の遊ぶ姿が眺められる。
洗濯室から直接出られるウッドデッキでは、太陽の光で気持ちよく洗濯物干しができる。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:101.02㎡(30.55坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):953kg-CO₂
仕事も子育てもひと段落したご夫婦が、菜園や木々に囲まれて、友人やペットと共に毎日をゆっくりと愉しむための家。
近隣の家や畑に配慮して、また省エネ、ご夫婦の身長からも、なるべく高さを抑え、コビトのように暮らせる家とした。
歴史ある街並みに合わせて軒をたっぷりと出し、玄関からはポストまで雨で濡れずにアクセスできる。
書斎がある2階へと通じる階段を中心とした回遊動線となっており、キッチンは木とステンレスでオリジナル品を製作した。
家族構成:夫婦+猫
延床面積:98.16㎡(29.69坪)
京都の歴史や文化を身近に感じる、岡崎地域の東西に細長い敷地。
採光や風通しを考慮して中庭を配し、リビング、和室、玄関で囲み、外部空間を取り込んで自然と調和した暮らしの実現を目指した。
スギの無垢板を用いたリビング天井は、屋根の形をそのままゆったり現し、キッチン上にロフトを設けて立体的なリビング空間となった。
玄関土間からパントリーやクローゼットへと続き、脱衣室の近くに室内物干しのできる家事室を配置するなど、家事動線にも配慮した。
通りに面した外壁は、焼杉板貼とし、街並みの和空間に違和感のない佇まいとした。
家族構成:夫婦+子供2人
延床面積:146.98㎡(44.46坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果 ):1,447kg-CO₂
野菜やフルーツを育て、安心で新鮮な食べ物を日々の食卓に並べたい。キッチンで出た生ごみは、畑のコンポストで処理して、土に返したい。
そんな菜園のある暮らしを、子供と一緒に愉しむことができるよう、屋根のある広めの屋外スペースを設け、収穫作業をしたり、外での食事を楽しめるようにした。
なるべく菜園の面積がとれるように、総二階建てにして、建物面積をコンパクトに抑えている。
敷地の正面である道路沿いには、耐久性のある板塀を設置し、側面は、生け垣が伸びるまでの間使える木杭の簡単な木柵で囲んでいる。
家族構成:夫婦+子供3人
延床面積:92.74㎡(28.05坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):853kg-CO₂
向こう三軒両隣、昔馴染みのお付き合いが続く町に永く住んだ、おじいちゃん、おばあちゃんの家を、孫世代のために建て替え。
ヨガ教室や梅干しづくりなどの催しを行い、多くの人が集えるように、引き込みの建具で間取りを工夫した。
2階リビングからは、疎水の桜の風景を眺め、光や風が入るよう、南北に開口部を大きく設けた。
畳の小上がりやリビングの吹き抜けに面したロフトなど、天井や床の高さに変化をもたせることで、広がりのある空間となった。
縁側や板塀をしつらえた裏庭ではガーデニングを楽しむことができ、駐輪スペースも設けている。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:81.96㎡( 24.79坪)
ウッドマイレージCO₂(木材の輸送に伴うCO₂削減効果):887kg-CO₂
棚田の風景を楽しむことができるよう、あえて北向きに開いた土間のあるリビング。
格子を介して二階のフリースペースに繋がり、子供たちの気配を感じられるようにしている。
キッチンの隣には、洗濯室兼、子供たちの雑多な生活道具や衣類も置ける家事室を設けた。
敷地の変形を活かして、屋外には物置小屋、洗濯物干し場、雨水タンクのスペースを設ける。
擁壁や駐車場も庭の一部となるよう、板塀や植栽により家との繋がりをもたせ、アプローチを楽しめるようにした。
家族構成:夫婦+子供3人
延床面積:118.41㎡(35.82坪)
親世帯と子世帯の家を、敷地内にほどよい距離感で配置。
小屋を中心とした庭が、共有スペースとして各世帯の憩いの場に。
親世帯:平屋部分のLDKは、勾配天井が軒から庭へとつながり、一体感のある心地よい空間に。庭を眺めながら一日ゆったりと過ごすことができる。
子世帯:掘りごたつのリビングには、簡素な床の間スペースを。和紙にこだわった美しい建具で仕切ることで、客間としても使いやすい空間に。
家族構成:
親世帯 親夫婦+子供(成人)2人
子世帯 夫婦+子共2人
延床面積:
親世帯 133.32平方メートル(40.33坪)
子世帯 118.00平方メートル(35.70坪)
現代の暮らしに和のデザインを採り入れながら、使いやすさを追求。
玄関周りから客間へとつづく土間は、ゆったりとしたサロンのようなスペースに。
一方リビングの土間は、薪ストーブの薪を直接外から運び入れることができる。
洗面脱衣室、キッチン、ユーティリティー、物干し場を直線上に結び、スムーズな家事動線を考慮。
室内は、要所に土佐和紙を使ってやわらかな空間に。
家族構成:夫婦+子供1人
延床面積:167.24㎡(50.59坪)
秋田県産のナラ材を加工してフローリングに用い、節の多い部分は玄関ホールに集め、簡素でワイルドな趣に。
アンティークの建具や照明がアイアンの窓、漆喰塗りの壁と美しく調和。ご希望に応え、各所をできる限りラフに仕上げている。
キッチンは、一枚の杉厚材をカウンターに。
鎧張りの外壁には、木枠の突き出し窓が並ぶ。
家族構成:夫婦+子供2人
延床面積:113.45㎡(34.38坪)
一日中太陽光のあふれる家にしたいというご希望に応え、高い窓から光を採り込み、比良と琵琶湖を望める三角形のリビングに。
リビングからはウッドデッキ越しに、ご高齢のお父さまの様子が感じとれる。
野菜作りやガーデニングを中心とした暮らしを念頭に、動線を考慮。
キッチンの勝手口から行き来できるパントリーは、収穫した野菜を洗い、保存するスペースに。
半屋外のサンルームは、お出かけ時も安心の物干し場であり、観葉植物の置き場でもある。
家族構成:夫婦+親1人
延床面積:197.43㎡(59.72坪)*ガレージ含む
窓の配置により、どの方向へも視線が外へと抜けるため、実際の面積以上に広さを感じられるLDK。
和室はあえてリビングとは隣接させず、ウッドデッキを介してつながる、離れのような趣に。
隣家との間には、丈夫な木製の倉庫を配して視線を遮り、収納スペースとプライバシーの確保を。
家族構成:夫婦+子供2人
延床面積:105.99平方メートル(32.00坪)
思い出の宿る築80年の町家を改築。町家のよさは生かしながら、冷暖房や明るさ、導線など、現代の暮らしや性能のニーズを満たす家へと生まれ変わった。
家族構成:夫婦+子供2人