吉田桂二先生を偲んで

昨年12月に他界された吉田桂二先生を偲んで、先生の設計で彩工房が施工した山科の住宅を改めて京都鴨川建築塾のメンバーと拝見に上がりました。

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和風木造建築でありながら何ともモダンで大胆な取り組みに参加者も感嘆の声をあげ、建築塾で何度もご講義いただいた姿を思い出しながら、教えていただきたかったことがまだまだあったのにと残念なおもいが募りました。

皆さんがいい住宅を造らないと日本はよくならないですよと仰っていた言葉が耳に残ります。

新作カッティングボード

杉の端材でカッティングボードを作りました。

一枚の板から二枚のボードが出来ました。

(丸いのは去年薪割りの時に余った楢の木)

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オリーブオイルを塗って仕上げます。大きいけれどとても軽いです。

テラスで朝食に使ってみました。まだ少し寒いけど杉の木の温かさが伝わってきました。

この夏の木工教室は、オリジナルカッティングボード作りはいかがでしょうか。

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今年は暖かいですね。

この冬は本当に暖かいですね。

先日お客様のお宅に伺ったところ、お庭に桜の花が咲いていました。

桜もこの暖かさに春と勘違いしたのかと思ったら、もともと秋に咲く品種で、秋からずーっと咲いているのだそうです。

おすそ分けしてもらって、事務所に飾りました。

ピンクの小粒な花がかわいいです。殺風景なお部屋が新春の雰囲気となりました。

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宝の山

気がつけば、長らく更新が滞ってしまいました。。。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

昨日は加工場の片づけをしました。

工事で発生した半端な材は、いつも使っているスギ、ヒノキはもちろん、特にケヤキやサクラなどの広葉樹で状態のいいものは、倉庫にある程度ストックしています。

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ここの棚にあの木が使える!など、仕上げや家具をつくるときに役立つからです。

ついつい増えすぎてしまうので、使えなさそうなものは隣接する燻煙熱処理窯の燃料にしています。

立派な看板になりそうな杉の木もありました。うまく使えるようによい知恵を出さなくては。

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離れの新築工事現場より

離れの新築工事現場です。

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ひび割れを防ぎ、表面を滑らかにするために下地材を塗っているところです。その上から珪藻土を塗って仕上げていきます。

床の間には、天然の皮付き赤松を床柱に据えています。

こじんまりとした隠れ家のような、お茶室のような空間になるでしょうか?楽しみです。

チーク材のカウンター

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来場者のために、ちょっとした喫茶スペースを作りたいというご要望に応じて、カウンターを作製させていただきました。

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素材はチーク。木目がきれいです。

お庭の眺めも抜群です。

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理想のお庭

先日開催した暮らしと住まいのセミナーで、講師の奥田由味子さんに、2名の方の理想のお庭をデザインしていただきました。

1件目は弊社でリフォームを行ったお宅です。

 

風情のある街道沿いに面したご両親宅、奥まった位置にあるご夫婦宅、そこをつなぐ広い駐車場に、なんとなく奥の玄関へと続く道をゾーニングして導きます。

道路から見たところ
道路から見たところ

 

畑仕事などに使用する流し台など、ごちゃついた部分を板塀で隠し、背景をつくることで、植栽を引き立たせます。

流し台を板塀で隠す
流し台を板塀で隠す

 

奥側から道路側を見たところ
玄関から道路側を見たところ

 

来客者や通りに向かって玄関の位置づけをはっきりとさせる、歩くところと駐車スペースを分ける、また農作業や家事をする部分と人が行き来する部分を分けることで、よりすっきりと落ち着いた空間となりました。

 

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2件目は今回ご応募いただいたお宅のお庭です。

まずは玄関回り。

借家ということもあり、地面を耕さずに、またいつでも移動できるように木で作った枠に土を盛り、植えていく方法をおすすめされていました。

道路から見たところ
道路から見たところ

 

玄関から道路側を見たところ
玄関から道路側を見たところ

 

次は家の奥にあるお庭です。

「大きな倉庫を子供の遊び場として活かしたい」「砂場がほしい」「池がほしい」「実のなる木」「ハーブ園」などなど、たくさんの夢が詰まったお庭を、奥田さんがイラストにしてくださいました。

お庭の図面と倉庫周り
お庭の図面と倉庫周り

 

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窓からお庭を見たところ

少し大がかりなウッドデッキとまではいかない、簡単なすのこを敷くことで、ぐっと子供が遊びやすい空間になりました。

ここでも木枠の菜園や砂場をつくり、果樹も楽しむことができます。

 

「どんなに小さいスペースでも、大きな可能性がある」とおっしゃっていた奥田さん。

こうしてイラストを眺めているだけでも、その楽しさが伝わってきます。

【チラシ設置協力店】町家ギャラリー りこさん、みたてさん

イベントのチラシを置かせていただいてるお店たちを、一つずつご紹介しています。今回も紫竹エリアが続きます。

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前回お伝えしたお店に続き、歩いて1分の場所にある、町家ギャラリー りこさん。

一目お会いしただけで、こちらも元気になるような笑顔で迎えて下さる店主さん(とワンちゃん)。

今回伺った際にはカエルにちなんだ作品が並べられていました。

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他にはない作家さんたちのユニークな作品ばかりで、掘り出し物がありそうな気配です。

ひとつひとつ見ていくととても時間がかかってしまいそうです。

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居心地のよさそうな畳スペースでは、少人数制のワークショップも開かれているそうです。

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りこさんのお隣には最近新しいお店がオープンされていました。こちらも今後が楽しみですね。

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もう一軒お隣へ進むと、みたてさんがあります。

チルチンびと80号でも紹介されている、お花屋さんです。

お店の中へ一歩踏み入れますと、、、目を汚すものが一つもない空気にうっとり。

山野草や野山の木々などが飾られていて、お花屋さんというよりは、野山の中いるような心地よさです。

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こんな贈り物を頂いたら、どんな気持ちになるんでしょうか。

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皆さまご協力ありがとうございました。今後も少しずつご紹介していければと思います。

【チラシ設置協力店】ズーセス ヴェゲトゥスさん、bread house Bambooさん、妃屋(kisakiya)さん

彩工房のイベントのチラシを置かせてもらっているお店をご紹介したいと思います。

今回は紫竹エリアを集中してお伝えします。

以前はそんなに目のひくお店のない住宅街のイメージだったかと思いますが、ここ数年の間に町家を改装して魅力的なお店が次々とオープンして賑わいをみせています。

どのお店も店主さんの個性や人柄が光り、すてきな街並み作り出しています。

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まずご紹介するのはズーセス ヴェゲトゥスさん。バウムクーヘンのお店です。

店内にはよい香りがいっぱいに漂い、バウムクーヘンを一本ずつ時間をかけて焼いていく様子を目の前で見ることができます!

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国産、低農薬、有機栽培の原材料にこだわっており、ふくらし粉を使わずに卵の力のみで膨らませているそうです。

店主の森さんの安心なお菓子づくりへの情熱が伝わってきます。

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バウムクーヘンにはかわいい模様つきで、手土産にも喜ばれそうですね。

 

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さて、お隣には、bread house Bambooというパン屋さんがあります。ご夫婦できりもりされているアットホームなお店です。

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こじんまりとした店内にはさまざまなパンがぎっしり並び、お客さんでにぎわっています。

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ベーグル、ハード系といった、個人的に好みのパンがたくさんあり、天然酵母のものもあります。

食パンもとっても美味しいです。

 

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お楽しみはまだ続きます。

さらにお隣に行くと、新しくレストランがオープンされていました。

こちらもまたご紹介していきたいと思います。

 

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そしてそのお隣に妃屋(kisakiya)さんという革製品とお菓子のお店があります。

ご主人が革製品を、奥様がお菓子作りを担当されています。

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お菓子は卵や乳製品を使っておらず、遠方から買いに来られる方も多いそうです。

店主さんのお子さんが遊ぶスペースも隣接していて、喫茶コーナーもあり、なんだか雰囲気は駄菓子屋さんのような。おもわず長居したくなってしまいます。

 

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そして最後に裏技(?)ですが、先ほどのbread house Bambooさんのパンを、妃屋(kisakiya)さんでワンドリンクオーダーすることで、店内で食べることができます。

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、、、すっかり紫竹を満喫してきました。

紫竹のチラシ設置協力店のご紹介、後半に続きたいと思います。